補聴器は「電池式」と「充電式」、どっちがいい?

補聴器には、「電池式」と「充電式」の2種類があります。

今回は、電池式と充電式の違いを詳しくご紹介し、
それぞれのメリット・デメリットを踏まえて、あなたに合った補聴器を選ぶヒントをお届けします。

補聴器

電池式補聴器とは?

補聴器 電池

空気亜鉛電池を使って動かすタイプです。

電池の交換が必要にはなりますが、予備があれば外出中のバッテリー切れにも対応できます。

使用状況や環境にもよりますが、電池の種類ごとの交換目安は下記の通りです。
・PR536(10):約3日~6日
・PR41(312):約5~8日
・PR48(13):約10日~14日
・PR44(675):約2週間~3週間

補聴器 電池
左から、PR536(10)・PR41(312)・PR48(13)・PR44(675)

電池式のメリット・デメリット

メリット

・電池を入れればすぐ使える
・電池の予備があれば、災害時や停電時など緊急時に強い

デメリット

・小さな電池の扱いに慣れが必要
・定期的に電池を購入する必要があり、電池のごみが出る

充電式補聴器とは?

補聴器 充電

充電して使うタイプです。
多くは、スマートフォンなどにも搭載されるリチウムイオン電池が使われています。

使用状況や環境、製品にもよりますが、
1回のフル充電で、約1日~数日使用可能です。

充電式のメリット・デメリット

メリット

・電池交換のような細かい作業がない
・電池を使わないのでごみが出ない

デメリット

・充電し忘れると使えない
・リチウムイオン電池の寿命により、部品交換が必要になることも

こんな方には、こっちがおすすめ!

▶ 電池式がおすすめの人

・旅行や出張など、よく外出する
・災害への備えも意識したい
・充電機器の管理に不安がある

▶ 充電式がおすすめの人

・毎日の充電が苦にならない
・小さい電池の扱いが難しいと感じる
・ごみを減らしたい

あいち補聴器センターで、あなたにピッタリの補聴器を!

電池式にも充電式にも、それぞれの良さがあります。
大切なのは、ご自身の暮らしや性格、使う場面に合ったものを選ぶことです。

「電池式と充電式、どっちが自分に合っているのかわからない…」

そんなときは、専門家に相談して、実際にどちらも使ってみるのが一番です。

あいち補聴器センターでは、電池式・充電式の両方を、無料で試聴・貸出いただけます。

また、認定補聴器技能者や言語聴覚士の資格を持った専門家が、
お客様のライフスタイルやご要望に合わせた補聴器をご提案します。

まずは気軽にご相談してみてください。

あなたにぴったりの補聴器を、一緒に探していきます!

補聴器 店 相談

この記事を書いた人

畠山
畠山
言語聴覚士として、聞こえについての情報を発信していきます!
本と音楽とアイドルが好きです!