マスクをして耳かけ型補聴器を上手く外す方法
マスクの着用規制が緩みましたが、まだまだ花粉や感染のリスクがあるためマスクを着用される方も多くいらっしゃいます。
耳かけ型補聴器を使われている方は補聴器の着脱時、マスクの紐やメガネが引っかかってしまうことがあります。
今回はマスクやメガネをしたまま補聴器を着脱をする時の工夫・やり方を紹介させて頂きたいと思います。
①着ける際の順番を工夫する
着ける順番を①マスク→②補聴器の順番にします。
すると補聴器の紐が手前にきて、補聴器を外す際に邪魔になりにくくなります。
補聴器をしてから、マスクをした状態で補聴器を外すと上の右の画像みたいに補聴器が外れてしまうことがあるよね。
そうですわね。線が細い耳かけ型補聴器(RICタイプの補聴器)だと線に負担がかかってしまうわね。
②外す方法を工夫する
先ほど紹介した方法ですと耳の上部にマスクの紐があるためお耳の小さい方だと補聴器本体が安定しなくなる可能性があります。
お耳の小さい方、折れ耳の方(お耳の上部が倒れてる形をしている)が①を行うとお耳の「ゆとり」がないため上手く引っかからないことがあるよ。
そうですわよね。小さいお子さんなどは特に難しいかもしれないわ。
後チューブタイプの耳かけ型補聴器(BTE)を使用している方も少し難しい可能性もあるわね。
そのため①補聴器→②マスクの順番で取り付けるようにして外す方法を工夫します。
①マスクの紐の上の部分(こめかみ辺り)をもつ②紐を上にひっぱり、円を描くようにマスクの紐を外すと補聴器に引っかかりにくくなります。
慣れるまでには少し練習が必要になりますが、練習を重ねるとコツが掴めてきてスムーズに行えるようになります。
③マスクの紐を頭の後ろにする
マスクの紐を耳ではなく、後ろにする方法があります。
画像のようにすることで補聴器を外すときに耳の邪魔になりません。
耳にかけないため、長時間つけていると耳が痛くなってしまう方に対しても有効な方法となっております。
今回は紙を挟むためのゼムクリップで作成してあります。
そのほか、マスクの補助具を使う方法もあります。
当店のネット通販で取り扱っている「くびにかけるくん」という商品があります。
黒と白の2種類のカラー展開がありその日の気分に合わせて使い分けが可能です。
この記事を書いた人
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水泳と走ることが好きです。
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