【スターキー】補聴器ユーザーのお仕事を快適に!リモートマイク+の紹介
デジタル通信機能が発達し、補聴器と接続して聞こえの助けになる機器も沢山出てきました。
以前の記事で TV を見る時にお役立ちの「シグニア ストリームラインマイク」を紹介させて頂きました。
今回はアメリカの補聴器メーカー「スターキー」のリモートマイク+をご紹介させて頂きます。
スターキー リモートマイク+とは?

スターキーのリモートマイク+は小型のボディですが、様々な機能が付いておりBluetooth対応のスターキー補聴器※1と接続し日常生活からビジネスシーンまで多岐にわたって活躍が出来ます。※2
ストリームラインマイクには以下の3つの利用方法が可能です。
- リモートマイク+を「リモコン」として使う
- リモートマイク+を「リモートマイク」として使う
- リモートマイク+をスマートフォンと連携し「ハンズフリーマイク」として使用する
基本的な使用方法を紹介させて頂いた後、上記の3つの使い方を紹介させて頂きたいと思います。
※1 スターキーの補聴器でも対応ができない補聴器もございます。詳しくは、補聴器販売店やメーカーにお問い合わせくださいませ。
※2 事前にリモートマイク+と補聴器をペアリングする作業が必要となります。ペアリングは補聴器販売店で行います。
スターキー「リモートマイク+」の基本的な使用方法


四角いボタン(以下、マルチボタン)は電源となっております。2秒間押し続けることで電源の入り切りが出来ます。
電源が入るとボタンの上部のランプが緑色に点灯します。
リモートマイク+は充電式となっており、充電が切れかかると赤色の点滅でお知らせをします。

当店の場合、ペアリングはお店の方でやられて頂きます。今回はスターキーのEvolvAI2400の耳あな型補聴器とリモートマイク+をペアリングして使用してみました。
❶リモートマイク+を「リモコン」として使う

側面のボリュームの大小のボタンがついております。ボタンを何回か押すことに音量が大きくなったり、小さくなったりします。
逆側の側面には、入力モードの切り替えボタンがついております。
表示ランプが緑色となっており一1回押すと現在が、どのモードになっているかの確認が出来、更にボタンを押すと入力モードの切り替えが行えます。

下から
マイクのアイコンは「リモートマイクモード」
雷みたいなマークは「Bluetooth入力モード」
「T」のマークは「磁気ループモード」
電源プラグのマークは「FMシステムモード」
「♪」のマークは「ライン入力モード」です。
❷リモートマイク+を「リモートマイク」として使う


そのため距離が離れている、周りが騒がしい時でもクリアな音質で補聴器にお届けができます。※3
リモートマイク+を話を聞きたい人の口元から20㎝以内の距離に近づける必要があります。
使い方は側面の入力モードの切り替えボタンでマイクのアイコン「リモートマイクモード」に設定します。するとリモートマイクから拾った音が直接補聴器に届けられます。
騒がしい中、特定の人の声を聴きたい場合は、話を聞きたい相手に持ってもらう(若しくは首からかける、クリップで止める等)をして、相手の声を電波を通じて直接補聴器を通して聞くことが出来ます。
静かな環境で、複数の人の話し声を聞く場合は、クリップを下にして本製品を水平に置くことで、全方向からの音を受信できます。
※3 マイクを使用すると最大20mまで使用が出来ます。距離は周りの障壁や通信環境によって異なってきます。
❸リモートマイク+をスマートフォンと連携し「ハンズフリーマイク」として使用する

補聴器とスマートフォンと連携させる※4ことでリモートマイク+がマイクの役割をし、ハンズフリー通話にも対応できます。
ハンズフリー通話をする際は、リモートマイク+を左上の写真の通りクリップで止めるか首から掛けてご使用ください。リモートマイク+の音を拾う部分(四角で囲んだ部分)が上向きにくるようにして下さい。
電話に出る際は、着信音が補聴器から聞こえてきます。そしたらマルチボタンを押すことで通話に出ることが出来ます。通話を終了したい場合は、再度マルチボタンを押します。
掛かってきた電話を拒否する場合は、マルチボタンを2秒間長押しします。
※4 スマートフォンの機種によっては連携が出来ない場合もあります。
まとめ
今回はスターキーのリモートマイク+をご紹介しました。
そのほかにも補聴器をより便利に快適に使用するためのアイテムがありますのでご紹介できればなと思います。
この記事を書いた人

- あいち補聴器センター言語聴覚士
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言語聴覚士として勉強した知識を生かして聞こえについての情報を発信していきます!
水泳と走ることが好きです。
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